本は、果たして本当に読まれなくなったのか、という素朴な疑問

私は、読書感想文は苦手な学生時代を送りましたが、実は、かなりの本好きで、まぁ…ミステリー小説に嗜好は偏ってますが、昔は本屋に並んでいる面白そうなミステリーを片っ端から買い漁り、海外の作家のも読み、本屋に読みたい本が無くなると、今度は図書館に行き…

 

赤川次郎も読みましたが、個人的には、そこまで好きではなかった。

 

父が好きだった本は、【時刻表】(笑)筆頭に…旅情ミステリー作家の内田康夫、西村京太郎、山村美紗でしたが、これらの作家が書いた本を読み終えると、部屋の片隅に積み上げられていく。

 

私は父が読み終え、部屋の片隅に積み上げた、本の山の中から、古紙回収に出されてしまう前に、面白そうなやつを抜き、読み終えると、その山に、何事もなかったかのように、また、積み直していた。

 

 

時刻表を1日中眺めていられた父は、鉄オタの旅好きです。だからこその、旅情ミステリーだったのかもしれませんが。

 

父は、父の読んだ本を、後から、私が読んでいたことを知らなかったようで、先日、父と本について話をした時に、

 

今って、面白そうな、読みたくなる本ってないよね?

 

と聞いたら、そうだなぁ、と。

 

昔は、内田康夫とか…と、私が話した時にようやく気がついたようですが(笑)

 

そして世代が移り変わり…

 

私は自分が読み終えた本を、棚にしまっていたのですが、ある日、息子がそこから本を取り出して、読んでいることに気が付きました。

棚にしまわれていたのは、シドニー·シェルダンの作品で、単純にハードカバーで購入時高かったから、なのですが。

 

シドニー·シェルダンのほぼ全作を、親子で読んでいました。その中には、原語で書かれている、シドニー·シェルダンの作品も有ったのですが、まぁ…それには、残念ながら、息子は手を出さなかったようで‥😓

 

 

私が最後に買ったミステリー小説は、シドニー·シェルダンの【リベンジは頭脳で】かな…シドニー·シェルダンの死去のニュースは、かなりショックでした…。

 

息子が中学校から帰ってきた時に、「シドニー·シェルダン、死んじゃったね…」と伝えたのを、今でも覚えています。

 

以降、私の本への関心は薄れ、今度は、息子が買ってきた、ハリーポッターシリーズや、東野圭吾の作品を、私が後から読んだりもしていたのですが、面白くはないんですよね🤣

 

売れてるからと、これが時代かと、息子の好きな物だからと、話題作りに‥と、頑張ってみましたが、無理でした。本を読む事を、無理して頑張るのは、学生時代だけで充分。

本屋に行っても、自己啓発本や、お説教くさい(笑)本、ばかりが目につき、何か本を読みたいと思っても、探し出すのに一苦労、見つけ出せずにスゴスゴと帰る。

本屋が選んだ本屋大賞受賞作の、【52ヘルツのクジラたち】も映画で見ましたが、クジラの話かと思いきや大間違い。

作品的には悪くはなかったけれども。

 

活字離れ、本離れ、本が読まれなくなった、と、騒がれてから、かなり経ちますが、個人的には、読みたくなる本がない!

2世代間、親が読んだ本を、子が読み、って今思うと、いい時代だったのかなぁ、とも思います。

今なら、キングダム等のコミックなら、2世代もいけそうでは有るけれど…。

 

そういえば、テレビの火曜サスペンスも昔は面白いと思って、よく見てたなぁ。

 

最近、【自己愛人間】についての本を、というわけで、かなり久しぶりに、もう、あれから15年以上経っている…😱(笑)、自分で買って読みましたが、個人的には、かなり得ることが多い本では有りました。

 

息子は読まないと思うけれども………。

 

against-aging.hateblo.jp

 

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